英知進学塾式



1. 大・中・小の目標を持て。
常に目標をもって、行動します。 
大とは将来の希望、中学高校等の1〜3年後の志望。
中とは1週間から1ヶ月毎の目標。 小とは今日1日またはこの1時間の目標です。
小の積み重ねが中となり、さらに大を生み出す事を忘れないように。
2.常に集中せよ。
勉強に最も必要とされるものが集中力です。
そして集中力は訓練次第で必ず強化出来ます。方法論はたくさんありますが、先ず
は「意識する」事です。
現代っ子はゲーム・テレビ・マンガの影響で、著しく能力が落ちています。
一刻も早く身に付けなければなりません。
3. 計画し、実行せよ。
目標に達するには、それを可能にする計画が必要です。
ただ、漠然とやっているだけでは、非常に効率が落ちてしまいます。少し自分を追い
込む位のつもりで計画をたてましょう。ただし、欲張って計画倒れにならないように。
また、余り神経質にならないようにして下さい。
4、自信を持て。ただし過信するな。
人間の能力と言うものは大変に不思議な所があって、「失敗したらどうしよう」とか
「自分には能力がない」等のマイナス思考を繰り返していると、本当にその通りにな
ってしまいます。そして、それを何回か繰り返している内に、嫌になってしまい、弱気
になり、意欲を失っていくのです。
ですから、先ず自信を持ちましょう。最初は根拠がなくても良いです。とにかく、自分
を信じて、『やれば、必ず出来る』と思い、頑張りましょう。
そして本当に自信がついたら、次は謙虚な気持ちを持つ事です。
過信もまた、成長を妨げる大きな要素です。
自信と謙虚、この2つを上手に使い分ければ、貴方の実力は天井知らずになってい
きます。
5、 何より規則正しい生活を。
受験勉強をしていると、どうしても不規則な生活になりがちです。一般的には夜型で
すね。しかし、生活の乱れは様々な弊害をもたらせます。
その第1は体調が悪くなる。人体には体内時計と言うものがあって、これは25時間
計です。つまり、ほっておくと1時間ずつずれてくるのです。これを調整するのが朝日
です。ですから、夜遅くまで勉強するのは仕方ない事ですが、朝は頑張って早起き
する必要があります。規則正しい生活をしていれば、何時間寝ても、まだ眠いといっ
た受験生特有の症状は改善されます。
第2に精神的に不安定になる。 これは7と重複しますが、非常に密接な関係にあり
ます。従って、一般的に言われている、過度の受験勉強が精神を蝕むと言うのは誤
りです。そうではなく、受験勉強はしなくてはいけない。でも、やりたくない。(やる気
が出ないと言うのも、実際には間違いです)だから、一応は起きておく。と言う悪循
環が生じ、そこから精神不安定が起こるのです。場合によっては、一生ものになる
恐れがあります。充分気をつけて下さい。
規則正しい生活を送りながら、必要充分な勉強量を確保する事は決して難しい事で
はありません。 ただし、一部の進学校や塾では、確かに煽り過ぎ、行き過ぎがある
事も事実です。
6、 〜ながら勉強 厳禁。
TVをみながら、音楽を聴きながら、ラジオを聞きながら 等の「ながら勉強」は全く効
果がありません。なぜなら、逆に真剣にべんきょうしようと思ったら、これらは集中を
妨げる悪者に他ならないからです。

また、よく小学生に見られる、お母さんが夕食の支度をしている近くのテーブルで宿
題等をするのも、ほとんど意味がないと思って下さい。お母さんが多少でも教えなが
ら、やらせる場合は自分も手を止めて、しばらく付き合ってあげて下さい。その場合も
自分の机が良いです。

当塾生の場合、自分の机で勉強した事がないと言う者が多いですが、これは塾が代
わりを務めていますので、大丈夫です。ただ、この場合もどの位の量をやっているの
か、時々留意して下さい。

なお、うちの子はゲームをやっている時やマンガを見ている時は、名前を呼んでも聞
こえない位集中しているので、勉強でも多少の雑音は平気であろうと言われる事が
良くありますが、これは全く性質が異なるものです。むしろ興味のあるものにしか集中
出来ない場合がありますので、大いに注意して下さい。
7、 昼寝・夜型 成績下降間違いなし。
5の項目と重複しますが、受験生が最も陥りやすいのがこれです。
例をあげましょう。

昨夜遅くまで勉強したので、今日は一日中眠かった。学校からも早く帰って来たし、
じゃあ、2時間ばかり(不思議と2時間なのです。1日の睡眠8時間というのと同じ位
広く信じられている、しかし何の根拠もない説です)寝ようかと昼寝をします。しかし、
きちんと起きられる人は少ないでしょう。大抵はズルズルと寝続けるか、起きてもボ
ーっとしてしているはずです。そして夕食を取り、場合によってはお風呂に入る。この
時間になると、随分とすっきりしてきて、では勉強をとなります。時間は良くて11時。
ともすれば、12時過ぎになっています。3時まで勉強して、満足し(何たって3時まで
勉強していたのですから)何やかや済ませて、4時頃睡眠。7時半に目覚ましが鳴り
ますが、当然自力では起きられず、家族に起こしてもらって、ボーっとしたまま、学校
へ。学校では授業中や休み時間に仮眠を取ったりしますが、結局眠気が取れないま
まです。こうなると、とにかく家に帰って一刻も早く眠りたいと思うようになります。

いかがですか?本来はすっきりして勉強しようと思って、寝ているはずなのに、いつ
の間にか逆転している。
この例はまだ良い方で、実際には勉強時間はほとんどなく、ただ夜中起きているだ
けのパターンが多いのです。

しかし、この問題は、人間の3大欲の一つ、睡眠欲が関係しているだけに、思ったよ
り矯正するのが大変です。
要は、悪習(喫煙と同じ感じです)ですから、断ち切って、しばらく誘惑(禁断症状で
すね)と戦えば良いのですが、なかなかうまくいきません。
実際、眠くて仕方ない時にあたたかそうな布団を見た時は、何より魅力的に感じる
ものです。

当塾生は分ってますね?
学校から帰ったら、すぐに塾に来る事。これだけで大丈夫です。

他の方は、例えばお風呂に入ると目が覚めるタイプの人は、それを利用しましょう。
また、眠いのは一時なので、そこを頑張って机に向う。ベッドや布団が目に入らない
よう、工夫する。

とにかく、ちょっとだけ寝ようは絶対に避けて下さい。
8、 嫌な所が大事な所。
これは大きな意味でも、小さな意味でも使えるので、覚えておいて下さい。

例えば教科。当然ですが、得意な教科とそうでない物があります。そしてほとんど好
き嫌いが反映しているはずです。それは受験勉強に入ってからも尾を引きます。で
も冷静に考えて見て下さい。貴方が英語が好きで、数学が嫌いだとします。そして、
志望校の過去問を解きます。案の定、英語80点。数学40点としましょうか。ふ〜ん
と納得して、また元の勉強に戻る。これでは先ず合格は出来ません。何故なら、英
語を勉強するのは良いのですが、100点はちょっとあり得ない。良くて90点でしょ
う。実際、入試問題で80から90に上げるのは至難の業です。しかし、数学。40点
と言う事は、まだまだ基本が出来ていない事になりますね。ですから、そこをやり直
す。20点はいけるでしょう。

テストの難易度とは、実は簡単なカラクリがあるのです。

 @基礎力確認テスト       100%基礎問題です。

 A定期テスト            学校・先生によって多少差はありますが、
                     95%は基礎。残りが応用の基礎レベル。
                     従って、よく小学生で応用問題が苦手でと言わ
                     れるのですが、実際にはちょっと違うのです。こ
                     れについては別項で述べます。

 B偏差値30位の中学入試   80%基礎。20%応用基礎。

 C偏差値50位の高校入試   80%基礎。20%応用基礎。

 D偏差値40位の中学入試   60%基礎。40%応用基礎。

 E偏差値60位の高校入試   60%基礎。30%応用基礎。10%難問。

 F偏差値50位の中学入試   20%基礎。60%応用基礎。20%難問。

 G偏差値65位の高校入試   25%基礎。50%応用基礎。25%難問。

数値は大概ですが、このような感じでしょう。要は基礎問題が何%含まれるかで、
難易度は変わってくる訳です。
ですから、ある程度のレベルの学校を狙う場合、いくら得意科目と言っても、そこか
ら先は難問だらけですし、問題数も倍倍計算に増えていきます。

一方、嫌いな所、科目はどうでしょう?
先ず第一に良く考えてみて下さい。好き嫌いなんて、ほんのちょっとの差で、分か
れたはずです。例えば、少しの間、英単語の練習をさぼった。すると、途端に英語
全体が分らなくなった。あるいは、どうも数学の先生と相性が悪い。だから、数学を
勉強する気にならなくなった。等々ですね。いずれも客観的に見れば大した事では
ない。なぜなら、多くの場合、『食わず嫌い』なのですから。

つまり、《嫌い》 《出来ない》 《勉強しない》 が1セットになっているのです。そし
て、これらは放っておくと、頑固にガチガチに固まってしまいます。
ですから、ちょっと発想を変える。どこかを少し頑張って崩してしまえば、やがてバラ
バラになるはずです。

一番、やりやすいのは《勉強しない》ですね。これを勉強するに置き換える。最初か
ら猛勉強せよとは言いません。少しずつでも良いから、毎日続ける。今度こそは毎
日やるのです。コツとしては、発端になった所から、始めてみましょう。

だから、「嫌だなあ」と思ったら、逆にチャンスだと思う事です。
しばらく、それに専念する。
必ず、出来ます。
9、 苦しい時こそ 伸びる時。
どんなにまじめに勉強していても、必ず壁にぶつかる時がきます。
いえ、まじめに勉強して、学力も伸びていくからこその壁なのです。

まして、小学校高学年から中学校にかけては、第二次成長期と重なりますので、そ
ちらの問題も出てきます。  

先ずはこちらから書きます。
第二次性長期はすなわち反抗期でもあるわけですが、その反抗期に入った場合、
ほとんどの子は学力の伸びは止まります。精神的に非常に不安定になるのですか
ら、それも当然です。
しかし、ここで手をこまねいていてはいけません。「反抗期だからほっとけば直る」と
文字通り放任される子がいますが、大変に危険です。確かに直るのですが、その
場合、非常に低い所からの再スタートになるか、かなり不良系に偏るケースがほと
んどです。
と申しますのは、反抗期の一つの特徴が、『つらい事は拒否する。楽な事は取り入
れる』ものだからです。つまり、刹那的、快楽的になるのですね。そしてこれは、そ
の人の思考回路の元になるのですから、そこを矯正するのはとても大変になるの
です。
だから、頑張る。何事にも頑張るべきですが、特に勉強においてが有効です。
スポーツや部活も良いですが、あくまでも2次的な事と認識して下さい。と申します
のは部活は「逃避」の隠れ蓑になる事が多いからです。
私とて人の親ですから、部活の大変さ、素晴らしさは重々承知しております。決し
て否定はしません。
第一私自身がずっと部活をやり続け、現在も武道・格闘技を最大の趣味にしてい
るのです。
だからこそ言いたいのです。
『部活をやっているのだから、多少勉強がおろそかになっても仕方ない』
は明らかに間違いです。

さて、反抗期に入ると、ほとんどの子が自分を見失います。重症になると記憶が飛
ぶ子もいるようです。そしてある者は暴力的になり、ある者はひきこもり気味になっ
たりします。出る症状は人それぞれですが、対応は1つで良いと思われます。

それは「子供の行動にいちいち動揺せず、毅然とした態度で臨む」です。
具体的には最低限守るべき境界線をしっかり伝え、それを越える様な場合はこっ
ぴどく叱る。それ以内なら悠然と構えておけば、良いと思います。

ちなみに当塾の境界線は『常識内で行動する』ちょっと抽象的ですが、沢山の学年
様々な子供達がいますので、このようなちょっと幅を持たせたものでないと対応で
きない為、こうしています。
それで、例えば「学生が勉強するのは常識だろ?だって職業、学生なんだから」と
言う具合にします。
ほとんど聞きます。有効率は定かではないですが、少なくとも当塾内では『勉強し
ないのはおかしい』という考え方が浸透します。それで、基本的には良いかと思い
ます。
ですから、反抗期に入った。一時的に成績が下がった。さあ、慌てて対策をしなく
ては(塾に入れる。あるいは変える)等を繰り返していると、本当に駄目にしてしま
います。
やはり、このような時は専門家、同じ塾でも専門知識を持った先生に相談すべきで
す。少なくとも学生アルバイトの多い塾はそう言う意味からも避けた方が無難です。

さて、もう一つの、「真面目に勉強し、伸びていくが上の壁」については、まずどんな
状況であってもあり得る事と割り切って下さい。一般に言うスランプがこれに近いの
ですが、真剣に取り組んでいない人にはスランプはあり得ないですよね。

勉強も全く同じで、真剣にやればやる程、悩みや苦しみが生じてきます。ただし、く
れぐれも勘違いして欲しくないのは、「勉強しようと思っても出来ない」とか「勉強の
仕方が分らない」といった勉強前の事を言っているのではない事です。この場合は
『先ず勉強しようね』です。対策は。納得いかないようなら、『じゃあ、机の所に時計
を置いて、どれだけ集中出来るかやってごらん』と言います。30分集中出来る子は
まずいません。そこで、毎日30分の勉強を4回転。計2時間勉強する事を指示しま
す。
やりこなせば、数ヵ月後には実力者になっていますし、やれなければ、再度、『先ず
勉強しようね』です。

さて、充分に勉強するようになると、一定レベルまでは順調に伸びていきます。とこ
ろが、それがピタっと止まる。分析すると、今までの勉強法に慣れてしまい、前ほど
緊張感がなくなってしまった事と、その勉強法では太刀打ち出来ない所まで、レベ
ルアップしているのですが、そうなると一度その勉強法を捨てる必要が出てきます。
これが辛い。そしてタイミングが難しいのです。
そこで、ここでもベテランの塾教師の裁量にかかってきます。

つまり、この9の項目は正直独力では無理だと言う事になってしまいます。
だから、苦しくなっても頑張り続ければ良いんだなとだけ覚えて置いて下さい。
ただ、ここまでに達するには相当努力が必要ですよ。
10. 主役は君だ!

どんな時でも、どんな場合でも、主役は貴方なのです。

貴方は貴方の人生の脚本家であり、監督・演出家であり、主演者であり、雑用係り
でもあるのです。

時には運命に翻弄され、時には争いや悲劇が訪れる事もあるでしょう。しかし、それ
らを切り開いていくのは全て貴方の責任において行われるのです。

だからと言って、勝手きままに好きな事をやって良いと言う訳ではありません。貴方
の回りには、貴方を支援してくれる人達がたくさんいるはずです。この人達の助言を
取り入れ、しっかりと前を見据えて歩んでいきましょう。

たった一度の人生です。悔いがないように、精一杯生きましょう!!